皆さまいかがお過ごしですか?
気温が高くなり始め、夏がやってこようとしている時期ですが、
体調を崩したりしていませんか?
スギやヒノキの春の花粉シーズンは終わったようですが、
5〜6月のこの時期になると、イネ科の花粉症が流行るそうです。
イネ科の花粉はスギやヒノキ花粉比べて大きく、飛びにくいようですが、
牧草系の雑草が主な原因となるので、
草むらに近寄ったり、その中で遊んだりしないよう注意してください!
また、最近は雨の日が多く、近頃の週末はずっと雨ですよね☔️
そして雨の日の翌日、からっと晴れると、
花粉症の症状がひどいと感じやすいようです。
そもそも花粉症を発症する原因は、花粉そのものではなく、
花粉の表面や内部にあるアレルゲンと呼ばれる物質(抗原)なのですが、
雨が降ると、湿気で花粉が膨張・破裂し、アレルゲンが放出されます。
放出されたアレルゲンは地上に落下しますが、
天気が晴れて空気や地面が乾燥すると、再び空中に舞い上がってしまいます。
花粉から放出したアレルゲンは微小粒子になっているので、
体内に侵入しやすいというのも、花粉症の症状がひどく感じる要因だそうです。
最初に説明したイネ科の花粉症は、
くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみなどの一般的な症状ですが、
微小粒子であるアレルゲンは、
鼻や目の粘膜をすり抜けて喉や気管支、肺などに入り込むため、
喉のイガイガ、痛み、咳の症状も出るようです。
手洗い、うがいはもちろん、
家に入る前に体についた花粉をはらったり、洗顔したりするのも効果的です。
日々のちょっとの心がけが、花粉症対策に繋がっていきます!
参考:
【花粉症症状】この時期一番多いイネ科(カモガヤなど)の花粉症とは?特徴や症状のまとめ
【花粉症症状・原因】雨の日や翌日に花粉症がひどくなる?喉のイガイガ、痛み、咳がでるのはなぜ?